しゃがみ立ちターンは初めの一回だけ数えるということになりました。
片足上でのしゃがみ立ちターン(平均台とゆか)の難度点は、実施された順に1回のみ承認される
参照:採点規則2022年版情報 7.2.1技の難度の承認 2021年9月
2021年までは、平均台でしゃがみ立ちの2回ターンをやったあとに、しゃがみ立ちの3回ターンをしても、どちらの難度も取ってくれました。
2022年からは、初めの1回、つまりさっきの例でいう、2回ターンのみ承認されます。3回ターンはやってないことと同じ扱いになります。難度が高いからと言って、3回ターンがとってもらえるということではないのです。
しゃがみ立ちターン以外のターンも1回限定?
じゃあ、他のターンは?というと、
しゃがみ立ちターン以外のものは今までのように、2回目以降も難度を取ってもらえます。足持の1回ターンの後に、足持の2回ターンをしても、どちらもOK!ということです。
しゃがみ立ちターンだけ、かわいそうですが、ここ数年しゃがみ立ちターンでD難度、E難度を立て続けに取ってくる人が増えたからやむを得ずというところでしょう。
体操のルールでは、難度がとりやすくて人気がある技は、難度が落ちたり、回数が限定されたり、技の承認が厳しくなったりします。
選手にとっては悲しくなるルール変更ですが、いろんな選手が活躍できるよう、多様性のある演技が生まれるようにするには仕方のないことなんですね。
今後のターンの方向性
今後、このように人気が出て、2回も3回も同じようにできるようなターンは1回のみと制限されていく恐れがあります。
できるだけいろんなターンを練習しておくと、そういったルール変更には対応できるでしょう。
ただ、好きなモノは伸ばせと言います!!
しゃがみ立ちターンが得意な人はトコトン3回ターンまでできるようにしちゃってください。きっと、またこのターンが輝くときが来るはずです。✨
もしくは、しゃがみながら足を持つとか、しゃがみながら立つといった面白い技が出てくるかもしれませんよ❕
とりあえず2022年は、しゃみ立ちターンを演技構成の中で1回だけにしてください。
コメント